新しい施設は見た目だけよくしていて遊びがない
昔に建てられた施設やお店は、そのシステムや仕組みが生きているので、結構余剰や過剰、悪く言えば無駄が多く、逆によく言えば顧客からしたらありがたいことがある。 たとえばお遍路のときに泊まった民宿には「それ、あんたが普段使ってるのと同じやつやろ」ってシャンプー、TSUBAKIとかが置いてあったりする(笑)が、最新の新しい見た目のビジネスホテルとかだと「使おうという気にならない」レベルの低クオリティのシャンプーをわざと置いてあったりする。
なぜなら最近の若い子は自分が使うお気に入りのシャンプーをどうせ毎日使うし、つまり旅先にまで持っていくから。したがってホテルとしては、旅行にシャンプーも持ち運ばないようなおしゃれ度の低い原始人が気にならない程度の、「一応置いてあります」と言える程度の最低限のクオリティのシャンプーやボディソープを置いておけばいいし、それがコスパ的に最適解になる。
お遍路で高知に行ったとき、泊まったサウナもひどかった。新しく建てたお店で一見すると値段も安い。が、中のコストはガリッガリに削ってある。 タオル類別売。
もちろんシャンプーとかも置いてない。
サウナのみで通常の浴槽はなし。
ウォーターサーバーなどもないので自分で飲み物買ってくる必要ある
ベッドメイクもその掃除もすべて客にやらせる
これらに最初から納得した上で価値を見出すのはいいけれど、あらかじめ言ってなかったり、お店を利用してはじめて気づくことも多い。