動かないとでないのがやる気
精神医学者のエミール・クレペリン (Emil Kraepelin)はこうした精神現象を「作業興奮(Work Excitement) と呼んだ。 この理論によれば、 人間の脳は体がいったん動き始めると止まるにもエネルギーを消耗するため、 していることを続けるのがより合理的だと判断するのだという。 だから、 やりたくないことでもいったん進み始めれば、脳が刺激を受け、たちまちそのことに集中するようになるのだ。 したがって、「始めたら半分だ」ということわざは心理学的に実に正しい言葉だといえる。「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法 / イ・ミンギュ 104ページ