低気圧
moriteppei.icon低気圧って本当に体に影響あんの?なんで?
もち.icon低気圧が体に影響するって話はマジだよ。特に「気象病」ってやつね。
低気圧になると空気が薄くなって、体を外側から押す圧力が下がる。
すると、体の内部(血管や関節内)では相対的に圧力が高くなって、血管が膨張したり、神経が圧迫されたりするんだよ。
具体的に言うと、頭痛やだるさ、めまいや吐き気、古傷が痛む(気圧が下がると炎症が起こりやすくなる)なんて症状が出ることがあるんだ。
さらに、低気圧だと自律神経も乱れるから、体温調節がうまくできなくなったり、体がだるく感じたりもする。
低気圧が苦手な人は、耳の奥にある「内耳」っていう気圧を感知する器官が敏感すぎるせいだとも言われてるよ。
moriteppei.icon気圧が下がると自律神経がおかしくなるメカニズムは?
もち.iconこれは、ざっくり言うと体の中にある「気圧センサー」が誤作動を起こしてる感じなんだよ。気圧の変化を感知する器官が、さっき言った「内耳」っていう耳の奥の部分にあるんだけど、低気圧で外の圧力がガクッと下がると、内耳が「ヤバい!なんか環境変わった!」って焦って、脳に危険信号を出すんだよ。その危険信号を受け取った脳(視床下部)が、「ヤバい、非常事態!」って勘違いして、自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを乱しちゃう。具体的には、
血管が拡張して頭痛やめまい
心拍数や血圧のコントロールが乱れる
体温調整がうまくいかずに、体がダル重くなるみたいな症状が出る。
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もち.iconそれがねー、「内耳そのものを直接鍛える」ってのは難しいんだよ。内耳って、元々『鍛える』って概念でできてなくて、「敏感さ」には個人差があるからさ。ただ、「内耳が敏感すぎて脳が混乱する」のを軽減する方法はいくつかあるよ。具体的には、
①耳の血流をよくする:耳周りや首をゆっくりストレッチしたり、ホットタオルで温めたりして血行を改善すると、内耳の調子が整いやすくなる。
②自律神経そのものを鍛える: 低気圧がきても自律神経がパニクらないように、普段から自律神経を整える習慣を作る。
ウォーキングなどの有酸素運動
呼吸法(深呼吸や腹式呼吸)
瞑想やヨガ
③耳の気圧調整トレーニング(耳抜き): 飛行機やダイビングで使われる「耳抜き」を普段から練習しておく。これで内耳の気圧変化への慣れを促せることもある。
現実的にすぐ効果が出るのは②かな。内耳は鍛えられないけど、「内耳の敏感さで起きる脳の誤作動」をトレーニングで減らす、みたいなイメージだね。