ポモドーロ
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概要
ルール
1日の見通しは必ず、完全なポモドーロを単位とする。したがって、5・5ポモドーロといったことにはならない。6ポモドーロが1日の目安だ。見通しが5~7ポモドーロの範囲を超えた場合には、複雑すぎることを片付けようとしているということになる。それをいくつかの作業に分割し、それぞれに必要な労力を見極めたうえで「仕事の在庫」シートに記入する。「5~7ポモドーロを超えるものは分割する」というのがルールだ。 どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門 フランチェスコ・シリロ (Kindle の位置No.496-500). Kindle 版. コツ
中断させない
ポモドーロは25分しか続かないが、最初のうちは中断させないことがハードルになる。何か食べたり飲んだりしたくなったり、急に連絡する必要を思い出したり、インターネットで何か(作業中の仕事に関係すること、あるいは無関係なこと)を検索したり、メールをチェックしたくなったりするかもしれない。加えて、今なぜこの作業をしているのかという思いにとらわれるかもしれない。私たちは常に、自分が立てた1日の予定や決定事項について考え直そうとするものなのだ。 どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門 フランチェスコ・シリロ (Kindle の位置No.347-352). Kindle 版. ポモドーロの数を競おうとしない
時間と競争する必要はないポモドーロ・テクニックでは、時間はあなたの仕事を高めるためのツールになる。あなたはハンマーという道具と競おうとするだろうか。それは無意味なことだ。ところが、私たちは時間に勝とうとしてしまうことがある。たとえば、1日のポモドーロの数で新しい記録をつくろうというように。そう思った時点で、実はもう負けているのだ。 どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門 フランチェスコ・シリロ (Kindle の位置No.1334-1338). Kindle 版. 長い休憩をはさむ
メリット
集中力が高まる
最初の何日かではっきりと表れるポモドーロ・テクニックの第一のメリットは、時間に対する感覚が変わって集中力が高まることだ。その新しい時間感覚は次のような形で表れる。1.最初のうちはポモドーロの25分間がゆっくり進むように感じられる。2.何日か実践するうちに、25分の半分が過ぎたことがわかるようになる。3.最初の1週間が終わるまでに、ポモドーロの残り時間が5分になったことがわかるようになる。この時間帯に疲労を感じると言う人が多い。どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門 フランチェスコ・シリロNo.1141 できないことにストレスを感じなくなる
moriteppei.icon とにかく時間を測る。その作業にどれくらいの時間がかかるかがわかれば、もっとできたのに!とストレスを感じることもない。→たいてい思ったよりもポモドーロできないし、1つのポモドーロでできる量は限られてる。むしろ「できないのにできると思いこんで、できないことで失敗意識を持つ」ことをなくしてくれるのが、ポモドーロの最大の効果だと行ってもいいかも。 自分が1日で何ポモドーロできるのかの見積りも、実際に毎日やってみることでわかります。ですが、これは誤解されがちなところなので強調しておきましょう。「1ポモドーロは25分で、1日8時間働いているから、1日に16ポモドーロくらいできるだろう」という考えはよくある勘違いです。実際に計測してみると、ほとんどの人は1日に16ポモドーロできません。
『アジャイルな時間管理術』のまえがきでは、1日に12ポモドーロくらいはできるだろうと思っていたが、せいぜい8ポモドーロが現実的なラインだった、という感想が紹介されています。私も同感です。1日にできるのは4~8ポモドーロ程度です。エンジニアの知的生産術 西尾泰和(WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (p.136). Kindle 版. (強調森)