ファイトクラブ
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そんなに眠れないなら、互助会に参加すると眠れるなら、不眠症の互助会を試してみたらいいのに......。 ファイトクラブのエドワード・ノートン。とっくに言われてることなんだろうけど、堺雅人っぽいな。
あと「タイタニックのように沈めばいい」とか「ラン!フォレスト!ラン!」など、他の映画への言及も気になる。自分が気づいてないだけで他にもたくさんありそう。
「男らしさ」がテーマの一つでもある。
主人公は不眠症。医師のすすめで睾丸ガンの互助会に出る。そこでみな、自分の辛さを語り、抱き合って、泣く。それによって、主人公はぐっすり眠れるようになる。
眠ってる間にもう一人の人格が.......ってことなんだろうけど、それにしたって、この互助会出ていたとき」が一番幸せだし、うまくいっていたよなと。
「話を聞く」「泣く」「共感する」「ケアしあう」。
互助会の原理は男性性と真逆であり、のちのファイトクラブとはまったく正反対になってる。
ファイトクラブではお互いに殴り合う。言葉は要らない。名前もない。ただ「男」という兵隊になる。
主人公とマーラのやりとり。男だから睾丸がんは自分担当だ!という主人公に対し、「私にはたまがないが、あなたはある」と言い返す。これも「どちらのほうが当事者性が高いか」曖昧だと気付かされる。
それとコミュニティというのもこの映画のテーマではある。
コミュニティは大きくなればなるほど、ルールが幅をきかせるようになり、個々の顔が見えなくなる。 ファイトクラブのルールその1は「ファイトクラブのことを誰にも話すな」であり、ルールその2は「ファイトクラブのことを誰にも話すな」なのだが、ファイトクラブのメンバーはどんどん増えていく。誰も守っていないルールというよりは「やぶるために存在するルール」だといえる。
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ラン、フォレスト、ラン!