ノート
私はノート本が大好きで、ありとあらゆるノート本や手帳本を読んでいます。 その中には、ノートの使い方に関する面白そうなテクニックがたくさんあります。 ノートをいくつかに分割してから書き始める、テンプレートを自作する、 縦のノートを横にして使ってみる、 あえて右側のページから書き始める、などなど......。 実際に、片っ端から試してもみました。 やってみると、 短期的に効果を感じるものはいくつもあります。 しかし、習慣と呼べるレベルまで定着するものは、ほとんどありませんでした。 どのテクニックも、 継続するには面倒で、 複雑すぎるのです。 何十冊ものノートに書いて思考を重ねていく中で、枝葉は削ぎ落とされ、極めてシンプルな使い方になりました。 それが本書でお伝えしている、 「黒一色。日時とタイトルだけ書いて箇条書き」というものです。 結論として、これがベストです。 ノートのヘビーユーザーの方も、 本当はこのようなシンプルな使い方がベストだと感じているはずです。自分を変えるノート術 / 安田修 101ページ