ドイツ語の母音
https://gyazo.com/dd01134db6378e2ac59af7ce8dd6cfd2
正確な発音はなぜ重要なのか
発音の悪さは相手に不快感を与える
理解に集中を求める=疲れさせる
相手の好意に甘えてる状態
発音が正確であることでネイティブから一人前に見てもらえる
文法の間違いはネイティブもやってるし話言葉だからそこまで気にならない
正確な発音は聞き取り能力の向上につながる
カタカナで間違って覚えてしまうと聞き取りできるまでに時間がかかる。
遠回り。二度手間。コスパ悪い。
(たぶんこれ書取りや読み取りにも影響すると思われる)
ドイツ語と日本語はまったく母音体系が異なる!
同じと言えるのはI(Y)とaのみ。たった2つだけ!
日本語のウエオはドイツ語には存在してない。
ドイツ語には日本語に存在しない母音が12個もある。
カタカナではアとイ以外はまったく書き表せてないことになる。
シャドーイングしても違いが聞き取れないので、発音の具体的な方法を知る必要がある。
日本語のイよりも口を両端に広げて緊張感を持たせて発音する
例:
Igel (ハリネズミ)
Ihr (あなたの)
bieten (提供する)
日本語のイとほぼ同じ。
ドイツ語の短音のイ
例:
in (中に)
innen(中に)
bitten(頼む、お願いする)
日本語のウは唇を丸めないのでドイツ語ネイティブにはuと認識されない
意識的に口を尖らせて丸めて発音させる必要がある。
例:
U-Bahn(地下鉄)
U-Boot(潜水艦)
Kuh(乳牛)
短音のウに相当。
二重母音のアウとかの「ウ」も同じになる。
長音のuほど口を尖らせる必要がない。
でも唇は丸める。
例:
unter(下に)
Kunde(客)
aus(〜から)
Haus(家)
いわゆるüの音。
日本人には非常に苦手な音。唇を丸めるのが足りない。
長音のuの形を維持したまま舌の先を下の前歯の裏につけるようにして発音
例:
Üben(練習する)
Tüte(袋)
Hüte(帽子の複数形)
長音のウほど口を尖らせなくていいが唇を丸めるのを意識する
例:
Küche(台所)
Hütte(小屋)
System(発音注意!! システム)
日本語のエよりも口の両端を広げて舌の位置がやや高くなる
例:
eben(平らな)
Ehre(栄誉)
lesen(読む)
長音のオ。
日本語のオよりも舌の位置が高くもう少し口を尖らせる
例:
Ofen(オーブン)
oben(上)
Kohle(石炭)
öの長音
口を丸めて唇を尖らせ具合を維持したまま舌の先を下の前歯につけて発音する
例:
Öfen(オーブンの複数形)
Öl(オイル)
böse(悪の)
mögen(好き)
中央母音中舌非円唇 ə: e(短音)、シュワー・あいまい母音 日本語では曖昧母音などとも言われている。
無言で普通に口を閉じている状態から舌の位置をまったく変えずに、なんとなく口を開けた状態で発声すると出る。
アクセントのないeのスペルのところはぜんぶこの音になる。
ムーゲンとかボーゼのようにはっきりと発音はしない。
早く話してるときは落ちるときもある。
例:
Öfen(オーブンの複数形)
Öl(オイル)
böse(悪の)
mögen(好き)
例:
Ente(鴨)
Rente(年金)
älter(より古い)
Ära(時代)
Käse(チーズ)
äの音に相当。
日本語のエーよりもやや口を開いて舌の位置を低めにして発音する。
短音のオ。
二重母音のeu/äuの第一音と同じ音。
日本語のオよりも口を開いてて舌の位置が若干低め。
日本語のオでも差し障りがないと言えばない。
例:
offen(開いている)
optik(光学)
locker(ゆるい)
Programm(プログラム)
Europa(ヨーロッパ)
Zeuge(証人)
Träume(複数形。夢)
エとオを組み合わせたような音が短いöの音になる。
口を丸めるのがポイント。
例:
Östlich(東の)
Örtlich(地域の、ローカルな)
Können(できる)
möchten(〜したい)
長くても短くても同じで日本語のアとほぼ同じ。
方言によっては後舌母音で発音されることもある。
例:
alt(古い)
man/Mann(人、男)
Tag(日、昼)