デジタルであることのメリット
デジタル形式のカレンダーを使うメリットとして真っ先に浮かぶのは、スケジュールをリアルタイムで他人と共有できることだと思います。 いちいち聞かなくても、 デジタル上で相手の空いている日時を確認できるので、すぐに予定を入れることができます。世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術 新井直之 19ページ 1つ目は、今日から1年先までのスケジュールを常に俯瞰できることです。 たとえば今月が11月なら来年の11月まで、 今月が12月なら来年の12月までというふうに、 常に1年先を見通すことができます。 では、なぜ俯瞰できることがメリットになるかというと、全体を見渡すことで、 仕事の偏りが一発でわかるからです。世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術 新井直之 19ページ 2つ目のメリットは、過去の予定が一瞬で探し出せることです。 以前会ったことのある人にまた会うという場合、過去いつ会ったか、 どこで会ったか、などがわかると、会話が弾むきっかけになります。 また、これは営業的な視点かもしれませんが、 「何回会っているか」 というのがわかると、 「会っているわりには仕事の契約に結びついていないな」 「次回は○○の話をしようかな」 などと対策がとれます。 アナログの手帳から過去のいつ、どこで、誰と会ったかを探すには、ページを遡りつつ、 目を皿のようにして探さなくてはなりません。 1年以上前の予定を探そうものなら、 過去の手帳を引っ張り出してくる必要があります。世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術 新井直之 20ページ そして3つ目のメリットは、デジタル形式のカレンダーには、 もれなく 「通知機能」 がついていること。 つまり、パソコン上にポップアップが出たり、 スマホのアラームが鳴ったりして、 もうすぐその予定が始まることを知らせてくれる機能です。 この機能を活用することで、 スマホが「優秀な秘書」 になってくれるのです。世界のVIPが指名する 執事の手帳・ノート術 新井直之 20ページ 覚えておきたいことは分散させず、全部ひとまとめにしておきたいので、 予定や定期・ 不定期に発生する用事はカレンダーアプリにとにかく放り込んでいます。 そのため、アプリにはかなりたくさんの情報が入っていますが、 表示方法を変えるだけで必要な情報にわかりやすくアクセスできるのが、 デジタルツールのよいところ。今日の自分を肯定する箇条書き手帳術 / Marie ・ 96ページ