ジェラルド・ガードナー
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現代魔女の父とも言われ、自ら「私は魔女だ」と宣言していた。
moriteppei.icon男なのに魔「女」って問題ないのか?
もち.iconそこめっちゃ大事なポイントで、魔女=女性っていう先入観がいかに根強いかを逆に突く話なんだよね。ジェラルド・ガードナー(Gerald Gardner 1884–1964)はイギリス人、元公務員で東洋趣味&オカルティスト。「現代魔女運動(Modern Witchcraft Movement)」の始祖なんだけど、1950年代に、ウィッカ(Wicca)と呼ばれる魔術実践体系を広めた。そして自らを「ウィッチ(魔女)」と名乗った(しかもマジでそう信じてた)。🤔なんで「魔女=女性」ってイメージなのに、男が「魔女」を名乗れるの?って話なんだけど、実はこれ、ガードナーの言語感覚と文化的反抗が混じってる。
🔸1. 英語での「ウィッチ(witch)」の性別問題:昔の英語では「witch」は女性、「wizard」「sorcerer」は男性用だった。でもガードナーはあえて性別関係なく「witch」を使うべきだ!と主張した。「witch」は迫害されてきた存在であり、その霊性の系譜を継ぐ人間は性別関係ないって考えだね。
🔸2. カウンターカルチャー的な挑発:当時のイギリスでは「魔女」って嘲笑・蔑視の対象だった。そこに男が「オレは魔女だ」と真顔で登場したのは、まさに社会に対するカウンターだった。たとえばゲイの人が「オネエ」を誇りにするような、アイデンティティの奪還だったんだよ。
🔸3. 実際のウィッカは「女神と神のペア崇拝」:ガードナーの魔術では、女性(女神)と男性(神)どちらも神聖。なので「魔女=女性限定」じゃ意味ない。実際に、男女ペアで儀式を行うのが基本とされてた。
🧙‍♂️じゃあ「男性の魔女」は英語でどう言うの?:ガードナー流では「male witch」=「男の魔女」でOK。一部の人は「warlock(ウォーロック)」という単語も使うけど、元は「裏切り者」とか「誓いを破る者」という意味があり、むしろ嫌がる人も多い。
気づいたかもしれないけど、 ガードナーって「魔女を名乗ること」そのものが革命的だってわかってやってる。「男なのに魔女」は、性別を超えて霊性とサバイバルを担う者としての“魔女”の再定義だったんよ。