コンプレックスはそれがそのままレゾンデートル
解決したいように言っているし、実際解決したいのかもしれないが、他方で解決したくないし、解決したくないとしか思えないような行動を取るのが人間。
そのコンプレックスとのつきあいが長ければ長いほどそれがその人の「変わらない」部分=コア、大事な部分、レゾンデートルになっている。
人間には恒常性がある。
他方で変化も志向している。変わりたい。今のままじゃイヤだ!
変化したいがこのままがいいという矛盾を変化したいができない状態とすることで隠蔽している。
例)社員は「変わりたいけど社長が変わらない」と文句をいい、社長は「変わりたいけど社員が変わらない」と文句をいう。双方ともにこの状態を続けることで、現状を「変化したいができない」状態とし、そうすることで変化しないままでいられる。
課題の把握が正確であり解決策が真芯を捉えていればいるほど嫌われる。解決策の提示はその隠蔽を否定する行為なので嫌われる。