カップルの4割はマッチングサイトで出会う
ニコラス・クリスタキスとジェームズ・ファウラーは著書『つながり:社会的ネットワークの驚くべき力』のなかで、 二〇一〇年ごろまでは、 アメリカ人の七〇パーセントが友人や家族を介して配偶者と出会い、残りのほとんどは小中学校や大学で出会っていたとしている。 しかしこの一〇年、 そんな昔ながらの紹介システムはインターネットのマッチングサイトにすっかりその座を奪われ、 今やカップルの約四〇パーセントはマッチングサイトで知り合っている。 とはいえ、今でもまだ三〇パーセントは、家族や友人を介した昔ながらの方法で出会っているし、二五パーセントはバーやクラブでのナンパ (もちろんほとんどは友人たちと一緒だ)で出会っている。なぜ私たちは友だちをつくるのか ロビン・ダンバー ・ 18ページ