インプレゾンビ
https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgbhNR1igvGG04KdWiR0uvBx-zNB_I5cdazhYEvj8317Ke9V5M8Aniq99nKtnloZkWcGAn6d8VEd1nf64taT-21SGqmKpUehlHOVQuPagT7vz09lohh3akQmkukYvYkvvWBbTZ35xeEY87ebPo7ypCcdwZQSY34BVmor_QgsmHM98TGEXJr9LN81iQquy0y/s400/zombie_x.png
「なんか秋葉原駅の山手線の車内で包丁振り回したらしい」で検索するとインプレゾンビの対応スピードが見えてくる / さきほど秋葉原駅構内で起こった事件について投稿が2000RTほどバズり、その15分後にはもう投稿内容と動画と画像をコピーしたインプレゾンビが次々に生まれている / どうしようもない 元ツイートの動画を引用したゾンビがたった8分で投稿していて、動画などを自分の投稿としてコピーしたり多少フィルターをかませて文章が変わっているのがさらに7分後には次々と発生 / おそらくトレンドに出てくるツイートをプログラム的にコピーしてる
「滅びる」かどうかは知らないけど、完全に自分も同じことを考えてた。まあ、もうすでにbotがなくても、人類がやってること、botと同じである。
高橋ミレイ.icon この間出席したシンポジウムで、Twitterのインプレゾンビの話が出た時に「かなりのビュー数稼いでも収益は月に100ドル足らず、こんなの割に合わないから普通に働いた方がいい」と言った日本人ジャーナリストの境遇と、海外から投稿しているインプレゾンビの少なくない割合の人々が1日2ドルで暮らしているような絶対的貧困ラインに定義されている国に住んでいる現実を対比すると、なんとも言えない気持ちになる。高橋ミレイ 高橋ミレイ.icon そりゃ100ドル足らずも彼らからすれば大金だしやる大きな動機になるよね。だからこれはソーシャルメディアの持つインセンティブもふくめたシステムの問題であると同時に格差の問題。
なんというかこれに限らずソーシャルメディアの色々な問題を見ていると、国内外を問わず持てるものと持たざるものの衝突という構図が透けてみえてしんどい。高橋ミレイ