やめられない
行動嗜癖には6つの要素がある。第1に、ちょっと手を伸ばせば届きそうな魅力的な目標があること(第4章「目標)。第2に、抵抗しづらく、また予測できないランダムな頻度で、報われる感覚(正のフィードバック)があること(第5章「フィードバック」)。第3に、段階的に進歩・向上していく感覚があること(第6章「進歩の実感」)。第4に、徐々に難易度を増していくタスクがあること(第7章「難易度のエスカレート)。第5に、解消したいが解消されていない緊張感があること(第8章「クリフハンガー」)。そして第6に、強い社会的な結びつきがあること(第9章「社会的相互作用」)。現代の行動嗜癖は多種多様だが、こうした要素を必ず1つは備えている。僕らはそれに抵抗できないNo.167/5581