「書く」は孤独な作業ではない
新人作家が処女作を妻または夫に捧げているのを見ると、私の口もとはいつもほころぶ。〝わかってくれているひとがいるのだな〟と思うからだ。ものを
書くというのは孤独な作業
だ。信じてくれる者がいるといないとでは、ぜんぜんちがう。言葉に出す必要はない。たいていの場合は、信じてくれているだけで充分だ。
書くことについて ~ON WRITING~
スティーヴン・キング
(p.77). Kindle 版.