noteは縁日屋台の焼きそばと同じ
moriteppei.iconまあ、これもぶっちゃけた話しちゃいますけど、noteの記事を「売る」こと自体がほとんど縁日屋台の「焼きそば」なわけじゃないですか。 / 材料買って家でつくれば、別にもっとおいしいのが自分でもつくれるしそのほうが安いし衛生的ですらある。 / けれども縁日屋台で焼きそば買って食うの、楽しいじゃないですか。風情がある。だから買っちゃうわけですが、noteもこれとまったく同じだなって。プラットフォーム自体が「縁日」というか。 / 出している焼きそばも【基本は】みな同じ。「味」にはそこまで違いはない。でも、売れてる焼きそばとまったく売れてない焼きそばがあるみたいな。
「 noteが買われる瞬間」 とは、上記のような購買の流れではなく、 「買う予定はなかったけれど、ネット上で目に付いたものが気になって、ついつい買ってしまった」というプロセスだと思います。 この衝動的な「買いたい」というスイッチを押せるかどうかが勝負所です。 それは、競合分析をしたり、 ブルーオーシャンを狙ったりしても、ほとんど実現できません。 note副業において真に重要なのは、競合=自分と同じテーマで記事を書いている人が多いか少ないかの問題ではなく、読者から見て少しでも面白いもの、興味を惹くものを書けるかどうかの問題です。note副業の教科書 / 安斎響市・ 96ページ
お金を出している読者側も、最初から 「絶対に間違いのない超有益な情報が欲しい」 なんて思ってはいません。もしそう考えていたら、個人の noteではなく、 高名な経営者の書籍や、研究所発行の論文などを読んでいるはずです。 素性不明のどこかの誰かが書いた500円の記事に対する期待値は、もともと、そこまで高くはないのです。 その記事の内容に対して、 「まあ、 500円くらいなら出してもいいかな」と思ってもらえれば、それで構いません。 例えるなら、コンビニでちょっとしたスイーツを買うような感覚です。 「この買い物は絶対に損はしないはずだ。 間違いない。 100%確実に得をするものだ。 そうじゃなきゃ、 このお金は出せないぞ」 なんて強い思いを抱いて、 コンビニで小さなイチゴミルクパフェを買う人はいないでしょう。note副業の教科書 / 安斎響市93ページ