Obsidian in Cursor
Obsidian in Cursor大流行してる。
ObsidianとCursorの組み合わせがめちゃくちゃ流行ってる。自分も使えるようになったほうがいいのかな?と迷ったり悩んだりしてしまう。
https://assets.st-note.com/production/uploads/images/178601756/rectangle_large_type_2_b448040bae884a4c13339e1e95bd0b2e.png?width=1200
note.icon単なるメモから知的資産へ:Obsidian in Cursorで構築する知的生産システム
この記事の内容もとてもいい。が、これ見て正直「相当ややこしいことしてるけど、そこまで必要か?」となった。
要はツェッテルカステンやりたいだけやろと。この記事の著者はやりたいことをとてもよく理解しており、それにあわせて自分が一番いいと思う環境を構築していてとてもいいと思ったけど、他人がこれマネできないというか、する必要もないよなと。
一番大事なポイントはノートやメモをアトミックにしておけってこと(エバーグリーンノートを参照)。項目をアトミックにし、それらをハイパーリンクでつなぎさえすればめっちゃいい感じだよ!くらいでいいのでは。
そのためのツールはNotionでもObsidianでもCosenseでも好きなの使ったらよろしいがな、なんだよね。
で、今Obsidianが脚光浴びてるのはそれがMarkdownなのでAIでの管理と相性がいいってことだと思うんだけど。
たとえば今までだったらタグをつけての整理をしようとすると、人力では大変すぎたのが、AI使うと自動で 特定のルールに基づいてわかりやすくタグ付けしてくれるから便利だと。
でも、そもそもそんなに複雑なタグづけしなくても、ハイパーリンクと検索さえちゃんとしてればそんなに記事を見つけるのに苦労しないんだよね。
ぼくも最初はAIに自分の記憶と記録のすべてを共有させてやる!みたいに思ったけど、正直、冷静になってみると「そんなことする必要あるか?」ってなったし、ChatGPTが過去の履歴をすべて参照するようになってから、ものすごくバカになってるのを見て「必要なときに必要なコンテキストだけAIに渡せばいいかな」ってなってる。
深津貴之.iconGPTさん、使えば使うほど役立たずになってく問題。/ 過去ログに忖度しすぎるので、複数の職位やクライアントや作業や趣味が並行で走る人だと、出力の汚染がひどい https://x.com/fladdict/status/1919149705923060164
WebClipperと連携してObsidianに気になったWeb記事をポンポン放り込む運用はちょっと魅力的だと思ったけど、こういう自動化もやりすぎると、情報ゴミ屋敷化するので、実は情報蓄積は「そこそこのめんどうさややりにくさが残っていたほうがいい」という考えだってあるんだよな。
自分はCosenseだけはよく続いているんだけど、それはCosenseが「管理なんてしなくてもいいから」なのと、情報の自動化をしてないからだと思う。
情報を蓄積すればするほど、その情報の管理や整理をしたくなってしまう。最適化したくなる。でもスケールするとだんだんそれが大変になり、ゴミ屋敷化した場所に足を踏み入れなくなってしまう。Sho Hashimoto.iconの/shokai/ゴミ屋敷化参照。
自動で情報蓄積すると、そこに何が入ってるのか自分でも把握しきれなくなるし、整理しなければいけないことが大量になり使えなくなってしまう。
あとCosenseはWebブラウザ上のエディターとして本当に優秀。Emac/Mac風のショートカットキーさえ使えればサクサク編集できる。
複雑なルールもない。とにかくブラケットで囲めばそこがリンクになるので、それだけ。
Kindle本のハイライトをObsidianにエクスポートってのもとてもいい方法だけれど、それだとハイライトのクリップ情報は確か上限決まってるし、自動でコピーできても「何を記録したか」すら頭に残らないのでちょっと怖い。
Cosenseだったら、Gyazoと連携させる。GyazoのOCRが超優秀だと思うんだけど、あまり話題になってない気がする。自分はGyazoのOCRを使って、ハイライトの内容を、項目の見出しをつけてアトミックにして、Cosenseに記録してる。
でもCosenseはAIとの連携強くないだろ?→でも、一応「2つ先のリンク記事」までその都度テキストファイルでエクスポートできる機能あるし、それ以上の共有は実は今のところAIに必要なさそう。
Cosenseだと人間とのコラボレーションもしやすい。Obsidianもプラグイン入れればできるだろうけど、カスタマイズすればするほど運用ルールなどが難しそう。
ぐだぐだ書いたけど、Obsidian in CursorでObsidianを使うメリットは「情報収集」のところだろうから、その部分を既にCosenseでやっている自分としては、一部「かぶる」Obsidianを別で使うのは結構面倒そうなので触らないほうがいいという結論になった。
読んでくれていたのですね。Cosenseを使っているのであれば、本格的に移行しない限りObsidianを使うメリットは薄そうです。情報は集約している方が便利なので。一方でCosenseならAPIや拡張機能、MCPなんかでCursorやVS Codeとの連携をしている人がいそうなので、調べたら何かしらできそうな気がしますhttps://x.com/honeshabri/status/1919654953078931466
ただ、Cosenseというサービスが潰れたときにはどうすべきかは考えておかねばならぬ......。