AIはもう文房具
ここで種明かしをしよう。実は「1.リアルタイム自動配信サイトの爆誕」からここまでの文章は、現時点でOpenAI社の最強AIモデルとされる「ChatGPT o1 Pro(o1 pro mode)」が生成したものだ。/ 筆者がしたのは、o3の発表イベントに関する情報を読み込ませ、記事のタイトルや文章の書き出しなど、いくつかの指示を与えることだけ。書き直しを命じたのも1回だけで、その結果生成された上掲の文章には、一切手を加えていない。「o3」はこのo1 pro modeを上回る性能を実現する見込み――そう述べるだけで、これ以上の説明はいらないだろう。/ つまりここまでお読みいただいた文章、あるいはそれをしのぐクオリティの文章が、簡単な指示ひとつで生成できてしまうわけだ。もう人間のライターなんていらない、そう感じる方も多いだろう。ライター格差時代が到来?OpenAIの月3万円プラン「ChatGPT Pro」と最強生成AIモデル「o3」を職業ライターが恐れる理由 プロなら道具にこだわれとはよく言われることだがものを書いたり考えたりするのが仕事の人は文房具にきちんと投資すべき。 ところで今後は何かを書くとき/考えるときにAIを一切使わないなんてことはありえない。というと、要するにこれはAIはもう文房具だってこと。そう思ってる人類はまだ少なそうだけど。
無料でも3000円でも30000円でも記事は書ける。でもプロであれば道具にはとことんこだわれよと。