AIに選ばれるためにどうするか

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ユーザーがオペレーティング・システムを使う時代から、オペレーティング・エージェントを雇う時代へ。そしてオペレーティング・エージェントがサービスを使う時代になる。オペレーティング・システムから、オペレーティング・エージェントへ深津貴之

ってことはどういうことかっていうと、人間に商品やサービスを選んでもらうためにはその前にAIに選んでもらう必要があるってこと。

検索エンジンを人間が直接使うことはほとんどなくなる。

これがありとあらゆるサービスで起きる。たとえばマッチングアプリ。今は直接右にスワイプ左にスワイプしているが、AIが選ぶことになるし、それは向こうも同じ。AtoAの世界では恋愛もAIがすることになる。

AIに自社のサービスや商品を見つけてもらう、選んでもらうにはどうすればいいか。

AIから見て「好ましい」と思ってもらう必要がある。

まず検索エンジン。「SEOで上にあるから」だけではAIは選ばないだろう。なぜなら人間と違って高速で該当するページをすべて網羅することができるだろうから。

どう考えたって一番重要視するのはクチコミ。それとSNS上での顧客による書き込みなど。悪口を書かれていたり悪評が立っていればそれが今まで以上に目立つことになる。AIが手配した業者のせいでトラブルやクレーム案件が発生した場合、AIの評価が下がるため、かなり安全思考になるはず。

電話をかけてくるのもAIになる。現時点で人間と区別がつかない発話をAIがすることは可能なので。AIは電話をかけたときの応答（対応の丁寧さやシゴデキ感）を見るだろう。が、これはこちらもAIに電話対応させるので関係ないっちゃ関係ない。

サービスの場合、スピードはとにかく優先されるに違いない。「すぐ行く」「見積最短」などはジャッジしやすい。価格の明瞭性も重要。