2日で90分夜の時間を持つ
私が言いたいのは、 「夕方6時に、 あなたははまだ疲れているわけではないのだ」という事実を直視し、受け入れるということだ(事実、あなたは疲れてはいないのだから)。 だから夜の時間が、食事のために真ん中で中断されないよう配慮することだ。そうすれば、少なくとも3時間というゆとりある時間をもてることになる。私は何も、毎晩この3時間を、 「知的エネルギーを使い果たすようなことに使え」 などと言うつもりはない。 私が申し上げたいのは、まず手始めに、ひと晩おきに1時間半、 何か精神の向上になるような意義のあることを、 継続してやってみてはどうだろうかということである。> 自分の時間―――1日24時間でどう生きるか アーノルド・ベネット 55ページ