1日の中にもうひとつ別の1日を設ける
私が例に挙げたような普通の人が、 充実した完全な1日を送りたいと思ったら、頭の中で、 1日の中に
もうひとつ別の1日
を設けるようにしなければならない。 この「
内なる 1日
」 は、ひとまわり大きな箱の中に入っている小さな箱のようなもので、夕方6時に始まって翌朝の10時に終わる。 16時間の1日というわけである。
自分の時間―――1日24時間でどう生きるか
アーノルド・ベネット
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