普通のやつらの上を行け
ポールはviawebというサービスを実装したのだが、他の企業がCGIなどでサービス構築している中、Lispを使い、しかもそのことを隠すという戦略をとっていた。 Lispは非常に高機能な言語だが一般に使われていない。だからこそ優位になる。「誰もしてないことを積極的にするべきだ」「言語には上下優劣がある」という
ロバートと私はともによくLispを知っていて、私達の直観を覆すようないかなる 理由も見当たらなかった。他の誰もがC++やPerlを使っていることは知っていた。 でもそれは私達には何の意味もないことだった。もし、他の誰もが使っているからと いう理由で技術を選ぶなら、Windowsを走らせておけばいいのさ。 技術を選択する時は、他の人がどうやっているかなんて無視して、 何が最適かを見極めることだけを考えるべきだ。 (強調引用者) 特にベンチャー企業ではそうだ。大企業では、他の大企業がやっているのと 同じようなことをしていても良い。ベンチャーは他のベンチャーと同じことを やっていてはいけない。このことに、ベンチャー企業の中に居てさえ 気付いていない人が多いんじゃないかと思う。 平均的な大企業は年に10%成長する。だから、あなたが大企業を経営していて、 他の大企業がやっているのと全く同じようにやっていれば、 やはり年に10%くらいの成長が期待できるだろう。 もちろん、同じ論理はベンチャー企業にも成り立つ。 もしあなたが平均的なベンチャー企業と同じことをやっていれば、 平均的な成長率が期待できる。問題は、だ。ベンチャー企業の平均的な成長とは、 すなわち、潰れてしまうということだ。ベンチャー企業の生存率は50%よりはるかに 小さい。したがって、ベンチャーをやるなら何か変わったことをしなければならない。 そうでなければ、困ったことになる。(強調引用者)