底辺にとって資本主義だけが福音
一般的な価値基準では「底辺」とか「落ちた」とされてる人にとって、「でも稼いでるのはオレだ!」と言える資本主義だけが逆転できる価値基準であり、福音なので、そういう人は資本主義を肯定する。 事務職で「真っ当」な人生を歩んでる、歩めてる人に対して、たとえば風俗で働いてるといったことはマイナスとして世間に言及されてしまう。「それでもオレは稼いでる」、メイクマネーという基準で行けば、成り上がり、逆転が可能であるため、資本主義のロジックを内面化するし、逆に資本主義を批判するような言説は「自分らそこに守られて生きてるくせに他人のせいばっかにしてダセえ」ってなる。