参政党とチームみらいの幸福なマリアージュ
今日のチームみらい。例の参政党の神谷宗幣、宮崎哲弥との鼎談。結論。チームみらいや参政党を本当に批判したい人は絶対観たほうがいいです。
https://youtu.be/E3w0Xv0JF2M?si=Ls8CeCY5kdbAw0hR
神谷:
いつも政治評論家の評価よりも高い結果を残している。彼らに見えていないのは党員の活躍。ネットとかの影響を云々されやすいが、オフラインでの党員のがんばりが結果につながっている。
自民党に6年いたのでなぜそんなに強いのかをよく理解している。これを①お金や労力をできるだけかけずに(効率的に)②利権をつくらずに、超えていくかを考えている。
都知事選のときから安野のことは見ていた。AIには産業として力を入れたい。安野には一緒に組んでやりませんかと提案したことがある(が断られた)。
保守ではなくグローバリズムに対するアンチテーゼ
参政党は自分たちを「保守」と言われたくない。保守という言葉は本来の意味の保守ではなくなってしまったため。強者ばかりが勝って格差が拡大する。こんなグローバリズムへのアンチテーゼを打ち出したい。特定の利権から離れて、広く国民を守るためなので今回は「日本人ファースト」と謳っている。
連立で組めばいいと言われるが、組合などがついてる政党と組むと党員からの支持を失ってしまう。(とにかく参政党は何にアンチしてるかというと利権に対して)
でも、チームみらいとは組めると思ってる。なぜならチームみらいはデータを集める部門だから(政策的ではあまりないから)。
宮崎:
これから多党化の時代に入っていく。メインストリームメディアが衰弱していく。そうすると政治意識が必然的にバラける。
https://gyazo.com/3af00a8b2b5346e2f57bf8aa2a078889
この嫌そうな顔.....
今は巨大な曲がり角。一言で言えばAI。(安野に対して)やっとこういう人が出てきた。
宮崎:小選挙区を中心とした選挙制度で多党化が進むなんて異常。こうなると連立政治が必要になってくる。いずれチームみらいと参政党が組むことも可能性として全然ありうる。
データを集めてそれをしかるべき処理をするなら民意を形成できるんなら、選挙いらないじゃん。
見てるとわかるが、宮崎哲弥は明らかにチームみらい推してる。この鼎談をセッティングしたのも、参政党の強みを真似してチームみらいに大躍進してもらいたいという強い気持ちを感じる。実際冒頭で「安野さんね、こういうふうに展開していかないと」(3:48)などといって、ファシリテーションしてる。
宮崎哲弥も言うように、オールドメディアが衰退し、小選挙区で多党化した日本では、連立が避けられない。そうなると参政党とチームみらいが組むことも全然ありうる。だから、チームみらいに投票する=参政党の応援になる可能性も非常に高いことは意識しておいたほうがいい。
参政党の神谷は言う。他党との協力は難しいこともある。利権のある政党と協力したら、自分のところの党員がそれを許さないから。けれども、チームみらいならあくまで「テクノロジー担当」だから協力できると。
チームみらいは永田町にエンジニアチームを作る、そして作ったツールはオープンソース化すると言ってる。ってことは、参政党から「テクノロジーによる民主主義支援して」と言われればチームみらいは断れない/断らないんだよね。そして神谷は都知事選のときからそして今も安野にラブコールしてる。
そしてそのチームみらいは「誰も取り残さない」を掲げつつも、その支持基盤は、マニフェストから「夫婦別姓」の四文字ですら消去するような、同性婚については何も明言しないような層なんだよね。参政党とチームみらいの「幸福な結婚」はかなり最悪の結果になるんじゃないか。
他方で、だからこそ、参政党の成功の秘訣をチームみらいに真似してもらい、チームみらいのほうが参政党よりも力を持つようになれば.....という期待というか「それしか解法がねー」という気持ちもある。単に思想的にいいとか悪いとかではなく、適切な状況判断をした上で投票行動を選択しないと大変なことになりそう。
もう自公の与党かそれとも政権交代か?みたいなフレームが終わった。だからこそ、このような鼎談の場が意味がある、重要だというのが宮崎の考えだろう。それは非常に意義深いことだと思ったし、あえて参政党に発言の場を与えた理由もよく理解できた。
後編の動画も出ていたが、軍事について語る両党党首は有権者ならちゃんとチェックしておいたほうがいいと思う。
https://youtu.be/GNCHe0sYXJ4?si=OrWjLN1rcDotguIg&t=224
軍事のDX化について聞かれたチームみらい安野の返事が「はい、あ、これはマジで必要だと正直思ってて」である。
https://gyazo.com/79ab1210c3314735f89f60fb8fb6ce31
軍事については「語りたくないけれど語らないではいけない」項目だと思うし、そういう有権者は多いと思うし(平和のためにも軍事は必要だろう。もちろん外交ありきです。クラウゼヴィッツ)、あとまで聞けばサイバーセキュリティ対策などが主なので、安野の回答を私は一定評価するが、「はい、あ、これはマジで必要だと正直思ってて」「マジで」はないだろう。軽いなー。
自衛官を10年やっていたし、マッチョな党だと思われているので、「参政党は徴兵制をやるんじゃないかと思われているのですがそんなこと微塵も考えてなくて」と笑う神谷宗幣。参政党が本当に怖いのはこの手の「二枚舌」。
そしてAIについても、参政党はロボットを大量に用意して介護をさせるという。これについては参政党云々というより、AIの本丸はロボットによる労働代替だというのは本当にそう。