人間を人間で癒さない
人間では癒されない
人間にも癒しの力があるが、同時にどの人間にも人間ならではのわずらわしさがある。マイナスもある。
人間の癒しは調達しにくい
人間には意思も予定も権利もあるため、思ったように調達しにくい。
現代社会ではすべてが市場化されており値段がついているため、金銭的に高額になる。
特に「癒し」のような高度な機能には非常に高い値段がついている。
人間関係の育成には時間がかかる。昨日思いついて今日収穫というわけにはいかない。
人間関係の維持にはコストがかかる。そんなコストを支払い続けられる人なら、そんなに心が荒んだりなんてしない。
こちらも相手を癒さなければならない。お返ししなければならない。
ただ相手がお返しを求めているタイミングで、こちらがお返しできるコンディションにあるとは限らない。
人間を傷つけてしまう
癒しを求めているような状態のときはなおさら、相手への気遣いができなかったり、暴言を吐いてしまいがち。
傷つけられた人間も人間に癒しを求めると、癒しと傷つけの無限ループになる。虚しい。 結果、2000円程度払ってスーパー銭湯で一日豪遊しているほうがメンタルが回復するし、そうやって回復したメンタルになってから「お互い楽しもうよ」という感じで声をかけたほうがよっぽどいい。