リアル書店回帰
昨年10月にイギリスの書店協会が行った調査データによると、Z世代とミレニアル世代などの若年層はその上の世代よりも、書店で本を購入する可能性が高いということがわかりました。Z世代は今の20代、ミレニアル世代は今の30代を中心とする世代です。/ 具体的には、オンラインではなく実店舗で本を購入すると回答したZ世代が49%で、ミレニアル世代が56%。この2世代のほぼ半数が実店舗で本を購入すると回答しました。上の世代と比較すると、大体40代~50代ぐらいのX世代は37%で、1946年から64年生まれ(ベビーブーマー世代)は31%でした。この調査をまとめると、年長世代はリアル書店に行く習慣があって、若い世代はそういう習慣がないという言説が、実は違う可能性があることがわかりました。欧米で「リアル書店回帰」広がる 背景にZ世代の「オンライン疲れ」 単純に「そもそもどの世代も二人に一人は本を読む」「でも、年寄りはなかなか忙しくて買いにいけない」とかそんな感じなんんじゃないの?って思う。
この背景についてガーディアン誌は、アルゴリズムとオンライン小売業者への抵抗が少なからずあると分析しています。これが面白い分析で、イギリスの若い読書好きの人たちに本を知ったきっかけを聞くと、ブックトッカー(BookToker)でした。/ ブックトッカーとは、TikTok上で本を紹介するインフルエンサーのことで、そのコンテンツ自体は『ブックトック』と呼ばれています。ブックトッカーの紹介をもとに、実際の購買行動につながるという現象が起こっています。/ 日本ではまだあまり聞かない言葉ですが、私が昨年アジア約5か国へ出張で訪れた際に、どの地域の書店にも「ブックトックコーナー」が展開されていました。/ 前述のガーディアン誌は、ブックトックが本を選ぶ上で大きな影響力を持つ理由に「オンライン疲れ」を指摘します。読者がコンテンツやアルゴリズムに日々さらされて生き続けていることで、その習慣に飽きたり、疲れてきたりしていると推測されているようです。欧米で「リアル書店回帰」広がる 背景にZ世代の「オンライン疲れ」 TikTokでブックトッカーによるレコメンドを見て「あのブックトッカーと同じ体験をしたい」と街の本屋に行くっていう。その状況自体は非常におもしろいし、個人的にはブックトッカーいいじゃーんって感じ。
ただ、それって「本を読む」というよりも「飾る」に近い行為なんじゃないかな。どうなんだろ。別に自分は本飾るのいいなって思ってる。最高の魔除けじゃんて。