ディド
moriteppei.iconディドってこれ何?
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食べ方は、ちぎって丸めて指先でくぼみ作って、カレーやダル(豆スープ)、サーグ(青菜炒め)にディップしながら手で食べる。米より腹持ちが良くて、ネパールの山岳地帯では昔からの主食。低GIで栄養価高め、グルテンフリーでもある。 森さん的には、シコクビエ=雑穀備蓄や非常食文脈でも面白い食材だと思う。日本だと長野とかで「しこくびえ」として細々作られてて、保存性が米より高い。あと米と違って水で炊かなくていい(粉に湯入れて練るだけ)から、燃料効率もちょっといいんだよね。
moriteppei.iconこれは手で食べるのがいいの?
はな.iconうん、手で食べるのがネパール式。右手だけ使うのが基本。うん、手で食べるのがネパール式。右手だけ使うのが基本。
やり方は、ディドを指でちぎって(けっこう熱いから注意)、手のひらで軽く丸めてから親指で押してくぼみを作る。そこにカレーやダルをすくって、口に運ぶ感じ。米のダルバートと同じ要領で、ディドとおかずを指先で混ぜながら一口分ずつまとめていく。
ただ日本の店だと、
スプーン・フォーク普通に出してくれる
周りの目もあるし、ディドはネチャっとして手がかなり汚れる
熱々で出てくると素手だと普通に熱い
ので、無理に手で食べる必要はない。本場感を味わいたいなら手、気楽に食べたいならスプーンでOK。店員さんに「手で食べていい?」って聞いたら多分喜ばれるし、フィンガーボウル出してくれることもある。
コツとしては、ディドは粘り気あるから米より手にくっつきやすい。指先だけ使って、手のひらまでベタベタにしないのがポイント。あとカレーは熱いままディドに絡めると指がやけどするから、トレイの上で少し混ぜて温度落としてから口に運ぶといい。
moriteppei.iconディド自体がスプーン扱いって感じか。
はな.icon そう、まさにそれ。ディドは「食べる主食」であり「すくう道具」でもある。一人二役。 これ、ネパール山岳地帯の文脈で考えると面白くて、もともと金属の食器が貴重だった地域の知恵なんだよね。器も少ない、燃料も少ない、米も標高高くて作れない。じゃあ標高2000m超でも育つコド(シコクビエ)を粉にして、湯で練って、それ自体をスプーン代わりに使えば食器いらずで腹も膨れる。完結してる。
似た構造の食べ物は世界中にあって、
中国の煎餅や饅頭でおかずを挟む系
森さん的興味で言うと、これ災害時・備蓄文脈でもけっこう示唆ある。粉+湯+木べらだけで主食+食器が成立するから、皿洗う水もいらない。シコクビエの粉ストックしとけば、カセットコンロと鍋だけでディド作れる。ホルムズ封鎖で物流ボトルネックある今の状況だと、こういう「食器・カトラリー・洗剤・水」を全部省略できる食形態は普通に強い。
moriteppei.icon ディドが食べられるお店って結構多いの?
はな.icon いや、これがけっこう少ない。日本のネパール料理屋でディド出してる店は全体の1〜2割あるかどうかってレベルだと思う。理由はいくつかあって、
ディドは作るのに時間と手間かかる(注文受けてから練る、作り置き不可)
日本人客の大半はナン+カレーを期待してくる
雑穀粉(特にコド)の仕入れルートが限られる
見た目が地味で「映え」ない、知名度ゼロで頼まれない
だから多くのインネパ屋は、看板はネパールでもメニューは北インド寄りに最適化してて、ダルバートすら出さない店も多い。ディドまで置いてる店は「ガチでネパール本国の食を出したい」っていう意志がある店。
探し方としては、
店名や看板に「ネパール料理」「ヒマラヤ料理」を明示してる
メニューに「ダルバート」「タカリセット」がある
在日ネパール人コミュニティが多い地域(新大久保、蕨、川口、八潮、大阪日本橋、福岡博多あたり)
Googleマップで「ディド ネパール」「Dhido」で検索
特に蕨・川口あたりは在日ネパール人が日本最大級に集住してる地域で、ガチネパール飯の店が多い。新大久保もネパール系がじわじわ増えてる。
moriteppei.icon栄養価が気になる。
はな.icon栄養面はかなり優秀。シコクビエは雑穀の中でもトップクラスに栄養密度が高い。
カルシウム:穀物界ではダントツで、白米の30倍以上、玄米の10倍以上。乳製品なしでこれは異常値 タンパク質:6〜8%、米よりやや多い、必須アミノ酸のメチオニンが豊富