自殺島
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様々な理由で自ら命を絶った人々が法のない無人島へ流され、島での出来事を通じて命に対する”答え”を探す物語。
最後は心拍数が上がるほど見入った。
ここまで心が動いたのは久しぶりです。
命のバトンを渡されているという認識を持たないまま今まで生きていたと実感させられた。
色々な本能的感情が揺さぶられる、そんな漫画でした。
ぼっ・・僕は・・さ
遠くばかり見ていたんだ。今まで
向こうでは・・
遠く?
手の届かない高い場所・・
手に入らないような眩しいモノ
モニター越しにずーっと見ていた
そのうち自分もそこにいるような
自分も持っているような気がしていた
スイッチを入れればいつも見れたし
だいたいわかってると思えた
でも 違う
現実の自分はそこに行けるような要素はなにもなく
何も持っていなく
何もわかっていない
そんな自分でしかなかったのだ
自分が変わりたいと思う時、何かをさらに得ようとするより何かを手放す方が大事だったりする
手放す事で自由になれる時がある。
6巻
僕は罪を犯した
でも 本当に大切なモノを
守るためなら
僕はこれからも
罪を背負う
きっと
背負う
一緒に逝こうと促す人が出てくる。
サワダがまた襲ってきて、話し合いをしに精鋭のみで港へ
代表者同士で話し合いしようと提案してきて、ナイフで切りつけられる。
セイは嫌な予感がしていたので、弓で見張っていた。
セイが牽制の矢を射ると驚いてびびるが、それでも続け出したのでサワダとともに襲ってきた男の足に弓を命中させてしまった。
その後はわからない。
その後、いたたまれない気持ちになり山へ狩に出た。
山小屋に戻った時、マリア(リヴ)ともう一人いて一緒に作業する。
夜セイとマリア(リヴ)二人きりになり、お互いに一緒にいたいと思う。
リヴの性に対する過去が明かされる。
7巻
生きるためには
やらなくてはならない事がいつもある
頭をかかえて座り込んでいても"よく"ならない
離島で羊を数匹、いけどりにすることに成功した。鶏も確保し、食料が安定し始めている。
カイがまた死を導くような囁きを入れる。
カイが追放され、カイは学校に火をつけた。
みんなが、カイを殺そうとし始めた。カイは追われて、最終的に港に行った。
8巻
食料が安定して、米を育てられる可能性も出てきた。
日本酒が置いてあったりした
そんななか、新たな送り人がきた。
かなり数は減ったが、こっち側へ来る者。港へ行く者。
新しくきた人の片割れが、サワダのもとにいるかもしれないということで、サワダのもとへ偵察しにいく。
夜中決行され、向かったところそこはひどいものだった。
罠が張り巡らされておりすぐに偵察に気づかれた。
全員が押しかけるが、なんとかその場を凌いだ。
またすぐに襲ってくると予想したため、武器を揃える。
ルポライターとエロデブメガネ。
9巻
サワダが攻めてきて火炎瓶で仲間が焼かれる。
襲い方が裸の女を盾にして後ろから放火という手口。
その場は凌いだが、
学校を要塞化した。夜、偵察という名の襲撃に来たサワダ連中の一部を生け取りにして3人捕らえた。
この3人をどういう処罰にするかどうかの議論が行われる
10巻
自殺島12
セイが私を守れなかった時自分は死ぬって言った時
本当に嬉しかった…だけど
私も…同じだよ
セイに何があったら私は死ぬ
だから自分の命も私と同じくらい大切にして
これから何があっても生きるって、どんな時も
二人の命は一つだって
17
自殺を思う程の苦しみは当の本人しか絶対理解できません。
私たちは「私にもわかるよ」とは言えないのです。
でもこうは言えます。
「私は生きていて良かったよ」そして
「君が生きていて良かった」と。
生きていること。
この貴重な時間は限りがある。
数々の奇跡と人々の助けによって私たちに与えられた時間だ。
それを時に私たちは忘れている。
>ナオの出産シーン
僕らは何百年、何千年と繋がれた命。
何人もの人の苦しみ、喜び、奇跡が繋いできてくれた。
自ら命を絶ってはいけなかったんだ。
命のバトンを僕に渡してくれた。それを捨ててはいけなかった。