知識のJTB説
現代の哲学における知識論の考え方の1つ。
JTBとは、Justified-True-Belief(正当化された真なる信念)
「知識」の意味をはじめて定式化したのはプラトン(BC427~BC347)
紀元前5世紀にプラトンが、初めて「知識」の意味を定式化した。
💡それが現代哲学のテーマとしてそのまま議論されるほど新しい問題なのだから、すごい...
概要
Sがpを知っているとは、以下で説明がつく。
pが真である
例えば「2016年のアメリカ大統領選挙で、ヒラリークリントンが勝利した」は、真実(真)ではない
つまり、その選挙結果は、誰も知ることができず、知識ではない。
Sがpが真であると信じている
何かを知ることは、それを信じることを意味する
AIの学習方法を学ぶことは、その先生の話は正しいと信じていることになる
Sがpを真であると信じることが正当化されている
マチュピチュはペルーにあるは、真である。
しかし、もし語尾がuだから、そう信じているだけでは、正当化されない。