リチャードファインマン
1965年に量子電磁力学の発展への貢献が認めれ、ノーベル物理化学賞受賞。
経路積分や、素粒子の反応を図示化したファインマン・ダイアグラムの発案でも知られる。
教えるのが上手いのは、父の影響
また父親は物理や科学の知識を持っていたわけではないのだが、子供の「なぜ?」という質問に対して説得力のある説明を与えることが得意だった。後にファインマンは「“本当にわかった”と思うのは、物事に二通り以上の説明ができた時だ」と語り、自身優れて分かりやすい説明能力で人気を集めたが、こうした姿勢も父親から受け継いだものである。科学的知識は大した事は無かったが、何故こうも特別興味を持っていたかについては兄妹共に常々疑問に感じていた。父は科学的素養があったがそれを学ぶ機会が無かったのではないかと推察している。