タイトルは、体系的な理論を促進するためにポジティブなものを好む
ポイント
ノートを書く際には、「〜は悪い」「〜はうまくいかない」といったネガティブな表現を避け、代わりにポジティブな表現を使うこと。
例えば、「受動的な環境では良いメタ認知的サポートを提供できない」という表現の代わりに、「メタ認知的サポートには動的で参加型の環境が必要である」というように書くことです。
ネガティブな表現を使うと、本当に伝えたい重要なことが背景に隠れてしまう可能性があるので、ポジティブな表現を使って、伝えたい内容を前面に出すようにすること。
つまり、ノートを書く際には、ネガティブな言い回しは避け、ポジティブでわかりやすい表現を心がけましょう、ということがこのテキストの主旨。
感じたこと
気をつけよう、あまり意識したことなかった
否定系を使いたい時は、肯定も合わせてタイトルに含めるのが良さそう。
本当に大事なのは形式知ではない、暗黙知だ。とか
本文
Evergreen noteを書く際、「Xは悪い」や「Yはうまくいかない」といったようなノートを書きたくなることがあります。その代わりに、そのプロパティや要件をポジティブな意味で表現するノートタイトルを書くことを好みます。 よく考えてみると、ネガティブ志向のノートには、通常、欠落している、または欠陥のあるプロパティが重要である理由を説明する理論が含まれています。その理論を前面に出すことで、体系的な文脈で主張を見ることが容易になり、それによって構築がしやすくなります。
例えば、以下のようなものがあります。
メタ認知的サポートには、動的で参加型の環境が必要
タイトルが「受動的な環境では適切なメタ認知的サポートを提供できない」ではまずい。
電話は、(通常は)読むためには使用せず、収集と選別に使用する。
「電話で読まない」ではまずい。