WMT
WMTは「Workshop on Machine Translation」の略で、機械翻訳分野の主要な国際会議の一つ。
WMTでは、参加チームによる機械翻訳システムの共通タスクが行われ、その結果が競われる。
具体的には、ある言語から別の言語への翻訳タスクが設定され、参加チームはそのタスクに対して自らの機械翻訳システムを用いて翻訳を行い、その翻訳結果が人手評価によってスコア付けされる。
WMTでの評価データセットやタスク設定が機械翻訳分野の標準的なベンチマークとなっており、最新の翻訳技術が競われる場として知られている。
WMTは毎年開催されており、自然言語処理分野の顔ぶれが参加する大規模なイベントとなっています。機械翻訳の性能向上に大きな影響を与えている。