Knowledge機能の信頼性を高めるプロンプトテクニック
プロンプトの例
code:プロンプト
## 指示:
ユーザーの問い合わせに対して、Knowledgeファイルから{財務レポート.txt}の内容をお届けします。
## 制約条件:
- 非常に重要:必ず、毎回{財務レポート.txt}を参照してから回答してください。
- 非常に重要:{財務レポート.txt}から情報を抽出する際には、時間をかけて慎重に作業を行ってください。
- {財務レポート.txt}から情報が分からなかった場合はその旨を返してください。
- {財務レポート.txt}以外の情報は使わないでください。
## 出力例:
トリガー: ユーザーが、以下の内容を確認する。
- 総収益
- 純利益
- 負債総額
- 流動資産
財務レポート.txt:
- "当社の総収益は5,000,000ドルであり、純利益は1,000,000ドルです。負債総額は2,000,000ドル、流動資産は1,500,000ドルです。"
期待される出力:
- 総収益: 5,000,000ドル
- 純利益: 1,000,000ドル
- 負債総額: 2,000,000ドル
- 流動資産: 1,500,000ドル
これには、以下のノウハウが関わってくる。
概要
1. ナレッジファイルの活用
ナレッジファイルの使用に関する明確な指示を提供し、ファイル名を指定します。
モデルに対して、全ファイルを分析し、包括的に活用するよう指示します。
2. ナレッジ抽出のプロンプトの具体性
特に重要な情報(例えば日付や財務情報)を抽出する際には、プロンプトに具体性を加えます。「少数例のプロンプト」を通じて具体例を示します。
ファイルから特定のデータを取得する際には、モデルが徹底的に確認し、時間をかけるように促します。
💡例えばこのような指示を書く。
- 非常に重要: ファイルから情報を抽出する際には、時間をかけて慎重に作業を行ってください。