JSON構造でChatGPTに出力させることの意義
シュンスケ式コミュニティでは、元来からJSONでアウトプットをするテクニックが使われていた。
特にOutputを次のInputへと使う、プロンプトチェーンでは、このテクニックが有効であった。 出力をわざわざJSONにさせることのメリットは、以下の通り。
トークンの圧縮
改行や空白、インデントなどを削除できる
特にブログを書かせるときなど長文のプロンプトになりがちだが、初めの指示を忘れられる可能性がある。
でもこの形式だとJSONでトークンを圧縮してるので、そのリスクを減らせる。
外部APIと繋ぎ込みやすい
ZapierやMakeなどの自動化ツールを使うときに、JSONは重宝
より簡単に意図した挙動を伝えられる
Markdownを使って階層構造を表現するときに、インデントを揃える必要性が発生する
JSONでは、その手間を省ける
一方で、デメリットとしては以下の通り
可読性の問題
圧縮されたトークンは、コンピューターにはいいかもしれないが、人間にとても読みづらい。
特にJSONに慣れていない人にとっては、理解しにくく扱いにくい場合がある。
プロンプトを他者と共有する場合には、デメリットになる。
手間がかかる
JSON構造にさせる指示 & うまくJSONで表現できているかのチェックの必要性が発生する