GPUの種類
GPUは、大きく分けて、3つのタイプがある。
オンプレミスGPU
グラフィックボードなど、添え置きタイプのGPU
内臓GPU
CPUと一体になっているGPU
クラウドGPU
ネットワーク経由で使えるGPU
グラフィックボード
グラフィックボードは、GPUが搭載された基盤。
CPUから指示を受け、モニター上に画像や映像の描写の処理を行う
3Dゲームや映像など。
性能が高いが、発熱量や消費電力が多い。
ファンなどの冷却装置が搭載されているものもある
内蔵GPU
内蔵GPUとは、コンピュータ内のCPUに内蔵されているGPU
家庭向けPCのGPUは、これが一般的
内蔵GPUはCPUとメモリを共有するため、単体のGPUと比較すると処理能力が落ちる
が、コストが安く、発熱量や消費電力が少ないなどのメリットがある。
ノートPC、タブレット、スマホなどのデバイス向け
高度な画像処理よりも事務作業(メール、文書作成etc)などに向いている。
GPUクラウド
GPUサーバーが使えるクラウドサービスを利用する形態
サーバーを自社で設置・管理する必要がないため、初期の導入や運用にかかるコストが大幅に低減できる。
場所や時間にとらわれずに、好きなタイミングで高性能なGPUを使用可能。
Google/Amazon/Microsoftなどが提供している
その時点で最新、あるいはハイエンド(最上位)のGPUを、サーバーに組み込んでいることがほとんどで、手軽に最高の環境でGPUサーバーが利用できる。
ただし、目的や用途に合わせたカスタマイズ性は劣る。