右脳と左脳を意識した情報管理
https://scrapbox.io/files/658cd0d27d8055002294b668.png
https://twitter.com/0317_hiroya/status/1740174808208535732
右脳と左脳に上図のような分類はエビデンスはないが、わかりやすさを優先し、一旦この考えを記す
左脳を使う時
人が大事な情報にであったときに、「この情報をしっかり保存してあとから見返したい!」というニーズがあるする。
こういう時は、Notionなどのサービスを利用して、左脳を経由して階層構造で情報管理をすると良い。
ただしここで終わらせてしまうと、情報が知識に消化せずゴミ屋敷化してしまう。
そのため、左脳に保存した後は、右脳に流して、アイデアや閃きなど考えを抽出する作業が必要になります。
CODEメソッドで言えば、C(Capture) -> O(Organize)までが左脳が働く作業
その後の、D(Distil) -> E(Express)が、右脳の作業になる。
右脳を使う時
これは、ネットワーク構造の情報管理ツールがおすすめ。
Obsidian, Roam Research, Cosense(旧: Scrapbox)など。
情報と情報を繋げることで、あたかも脳の無数のニューロンのように、つながりが形成され、簡単に思い起こすことが出来るようになる。また、単語のリンクを通じて自動で繋がり合い、簡単に検索できる状態を保つ。そして時には、自分では忘れていたことを他の情報がきっかけで偶然思い出すこともできる。
もし、情報を入手したときに、後から検索したい!というニーズがなければ、左脳を経由せずいきなり右脳を使うこともできる。
具体例
論文を読む時に、どうしたら良いかを題材にあげると。
この論文という情報の性質は、結構重く、後からしっかり見返したいですし、誰かと共有するかもしれないです。また、どの論文が読了で、どの論文が未読なのかを管理したいニーズがあります。ただのブログ記事より、はるかに重いので、これの知的生産を管理するときは、左脳を経由することがおすすめです。
つまり、論文に出会ってからの流れは、以下のステップを辿ります。
【左脳: Notionを使う】
論文にあう
Web Clipで、NotionのDBへ
AI機能やAIプロパティなどで、論文情報の翻訳などの情報整理
ただこのままだと、情報が知識まで昇華しない。
既存の知識とネットワーク機能が構築されないので、その論文は死蔵する可能性がある。
なので右脳を使ってあげる。
【右脳: Scrapboxを使う】
Notionで変換された日本語の落合式論文の読み方を使い、GPTによりわかりやすく、直感的にアイデアになるように変換 (Progressive Summarization)
できた情報を、Scrapboxにペーストし、既存の知識と[]を使って結びつける