Schnitzel
ヨーロッパのかつといえばシュニッツェル
ミスキーとしゅいろを応援する会のあつこです。今ハンガリーに住んでいるので中央ヨーロッパのかつの話でもしようかと思います。 中央ヨーロッパで、肉に衣がついて揚げたかつっぽいものといえば、シュニッツェルかなと思います。日本でいうカツレツってやつですかね。一般的なものは叩いて薄く伸ばした仔牛の肉を卵液に浸して細かいパン粉をつけて揚げたものになります。デカくて脂っこいので、大体酸っぱいじゃがいものサラダと一緒に食べます。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/bc/Wiener_Schnitzel_2012.jpg
どこが発祥の料理か謎ですが、一般的にはドイツ・オーストリアの料理と言われ、有名なのはウィーンのウィンナー・シュニッツェルです。ウィーンに行けば伝統的な高級レストランから駅前のファストフードまで、色んなところでシュニッツェルが売られています。食べたことないですが、豚とか鶏肉のシュニッツェルもあるようです。
ウィーンの有名なFiglmüllerというお店のシュニッツェルは馬鹿みたいにデカくてインスタ映えしそうです。 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fc/Figlm%C3%BCller-Schnitzel_in_Wien.jpg
三日目の記事のくみ先生のブログを見るとかつの語源はフランスのコトレットからさらに遡ってよくわからないそうですが、シュニッツェルってコトレットと関係あるんですかね?ってことで語源を知るにはWiktionaryを見たらいいらしいので調べてみました。 From Schnitz (“cut-off piece”). Pertaining to schneiden (“to cut”). The culinary sense spread from Austria and was therefore adopted in the regional neuter gender.
なんか切られた肉片みたいな意味なんですかね。これも辿っていけば海岸的な意味に繋がるのだろうか(ここで調べるのをやめる私)。切られた肉片を叩いて薄く伸ばして揚げた料理ってことなのだろうか。
日本のかつが好きな人だったらシュニッツェルも好きだと思うので、ウィーンに来たら是非食べてみてください。ビールだけでなく、白ワインともあいます。
お店情報
Wollzeile / Bäckerstrasße
N48.2092674,E16.3755428,Z15 Figlmüller+Bäckerstraße
※Figlmüllerは二店舗あってWollzeileが古い方(1905年創業)でどっちも徒歩1分の距離にある