well-being
ウェルビーイング、幸福
内閣府 2017. 子供の貧困に関する新たな指標の開発に向けた調査研究 報告書.
...2011年に発表された報告書「OECDウェル・ビーイング指標の概論(Compendium of OECD well-being indnicators)」...この報告書は、OECDが2011年までに実施した研究や協議を基に、ウェル・ビーイングを測る方法についての理論をまとめたものである 。この概論において、ウェル・ビーイング指標は物質的生活状況(material living conditions)、生活の質(quality of life)の2分野の指標を含むべきとされている。さらに各分野において、物質的生活状況は1)住宅、2)所得と富、3)雇用と収入の3項目を、生活の質は1)社会とのつながり、2)教育と技能、3)環境の質、4)市民生活とガバナンス、5)健康状態、6)主観的幸福、7)個人の安全、8)仕事と生活のバランスの8項目を含むべきとしている。また、物質的生活状況と生活の質に加えて社会経済環境及び自然環境の持続可能性(the sustainability of the socio-economic and natural systems)についても把握すべきであるが、この分野の状況を把握するのに適当な指標が未開発であるためこの概論には含めないとしている。
OECD Better Life Initiatives 2011. Compendium of OECD well-being indicators.
p. 6 Figure 1. Framework for OECD well-being indicators を特に参照のこと