日本エコレザー基準(JES)
エコレザーは、1990年代半ばからヨーロッパを中心に普及・発展し、2002年には中国でも本革エコマーク基準が発表されるなど、世界的なトレンドにまでなっています。 日本では、2006年に、NPO法人 日本皮革技術協会と一般社団法人 日本タンナーズ協会 の協力の下に「日本エコレザー基準(JES)」が制定されました。 その認定業務は、一般社団法人 日本皮革産業連合会が運営し、現在、多くの革が認定されています。
日本エコレザー基準(JES)の主な認定要件は下記の3つです。
天然皮革であること。
排水、廃棄物処理が適正に管理された工場で製造された革であること。
臭気、化学物質(ホルムアルデヒド・重金属・PCP・禁止アゾ染料・発がん性染料の使用制限)および染色摩擦堅ろう度に関する一定の基準を満たしていること。