持続可能な開発のための教育の10年
Decade of Education for Sustainable Development, ESDの十年
文部科学省 2008. 「持続可能な開発のための教育の10年」の更なる推進に向けたユネスコへの提言.
2002年12月、第57回国連総会において、日本が提案した「国連持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」に関する決議案が採択されました。これにより、2005年からの10年をDESDとするとともに、ユネスコがその主導機関(リード・エージェンシー)に指名され、国際実施計画(IIS)の作成するよう要請されました。
外務省 2015. 国連持続可能な開発のための教育.
(1)「持続可能な開発」のために教育が極めて重要な役割を担うことについては,1992年に開催されたリオ・サミットの際にも認識されており,同サミット後,国連持続可能な開発委員会(CSD)においてユネスコが中心となって「持続可能な開発」のための教育のあり方について検討が進められた。
(2)ヨハネスブルグ・サミット実施計画の交渉過程で,国内NGOの提言を受け,我が国が提案し,各国政府や国際機関の賛同を得て実施計画文書に「2005年から始まる『持続可能な開発のための教育の10年』の採択の検討を国連総会に勧告する」旨の記述が盛り込まれることとなった。これを受け,我が国より,第57回国連総会に「持続可能な開発のための教育の10年」に関する決議案を提出。我が国の働きかけにより,先進国と途上国の双方を含む47ヶ国が共同提案国となり,満場一致で採択された。