猫撫ディストーション
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2017年3月くらい完走
点数:65点
総評
これに尽きる。量子力学関連の用語がよく出て来る辺りは某空想科学ADVぽいが、主題は科学(SF)ではなく哲学のため、本質的には全く異なる。
演出が良いので、結構作品の世界にのめり込んでしまう。頭がおかしくなってしまいそうな感じすらある。
BGMもかなり良い。
エロは期待するな
言うまでもないけどエロに関しては全く期待できない。キャラ萌えも厳しいか。
感想
刺さらなかった
これに尽きる。。。残念ながら。
というか、どうも最初から楽しみ方を間違えてた模様。
プレイ中はSF的な考察をしていたが、完走してようやく「これは哲学ゲーなんだ」と理解した。というか、哲学ゲーとはこういうものだ、という理解をした。
真の主題がなんなのかというのもなんとなく理解はしたけど、やっぱりそれがいまいち刺さらなかった。
刺さり度で言うと式子ルートが一番刺さった。期待していた琴子ルートはいまいちだった。
途中の意味深な演出とかからメタフィクション的な話を期待していたけど、大してそういう話は無かった。微妙な気分になってしまったのは、期待していた話と違っていたという部分も大きい。
最終的には微妙な気分が残ったが、プレイ中は演出の良さや意味深なシナリオで結構引き込まれていった所もあり、そこそこ楽しめたかなということでこの点数。