整合性
物事に矛盾がなく整っていること
情報やデータ、行動、意見などが一致していること、またはそれらが全体としてまとまりを持っていること
e.g.
注文の合計金額は、個々の行の合計と同じ
注文が確定すると、それに対応する請求書が必ず作成される
注文時に割引クーポンを使うと、そのクーポンを使用済みとしてマークする
技術的な用語ではなくビジネス用語
整合性が何を意味するのかは常に状況に依存する (ビジネスニーズによる)
e.g.
製品の価格が変更された場合: 未発送の注文は直ちに新しい価格に更新されるべきか
顧客の住所が変更された場合: 未発送の注文は直ちに新しい住所に更新されるべきか
整合性を加味した設計には多大な労力がかかる
先に固めたいところだけにフォーカスし、後から追加するのも良い radish-miyazaki.icon
特にお金に関わるところ
要件収集の際に プロダクトオーナー が要求してくる整合性のレベルが現実的ではなく、そのまま受け入れるのが望ましいことも そもそもその整合性が必要なくなることも
e.g. 注文
アトミックに保存されなければ、注文の内部的な整合性を確保する意味は無い
逆に注文の様々な部分が別々に永続化された場合
ある部分だけ保存に失敗した場合、後でその注文を読み込む人は内部的に整合性の無い注文を読み込むことに