グスタフソンの法則
1988 年に John L. Gustafson と Edwin H. Baris によって提唱
「十分に大きな規模の問題は、効率的に並列化して解くことができる」という考え方
1. 多くの資源が利用できる場合、問題の大きさは変化する
もし大量の資源を持っていたとして、半分の資源を使っても パフォーマンス が変わらないことに気がついたら、余分な資源を他のことに割り当てることができる 2. 問題のサイズを大きくした時、問題の非並列部分は通常問題のサイズと比例して増加しない
これらを踏まえると、スピードは利用可能な並列資源に対して線形にスケールする
https://scrapbox.io/files/67a9c548b92d2c612807af37.png
より分かりやすく言うと、「余分な資源を利用し続ける方法を見つけさえすれば、問題の逐次処理によって制限されることなく性能向上し続ける」
ただし、これは逐次処理の部分が一定であることを前提とするが、Gustafson によれば多くの種類のプログラムでは一定とされている