論文の書き方(2020年夏試行)
*自分の連続tweetをまとめてみました。
データ蓄積段階は、これまで通り、Scrapboxで。構成や内容の箇条書き(それなりに細部まで)もScrapbox。
このあと、字数をカウントしながら、全体を一つの文章にまとめていく段階を、今回初めてDropbox Paperでやった。
Dropbox Paper(以下、Paperと略する)は、見出しと太字指定した文字とで、3階層まで作れるので、自分が書く人文系の論文ならアウトライン機能的には、それで間に合う。
Paperのありがたいのは、文章をひと続きで全部一気に見られることと、その画面で左側にアウトラインを示すバーが出て、好きな箇所をクリックするとそこにジャンプできること。畳んだり開いたりなしで、それができるのがありがたい。
文章書いてて、あ、参考文献表にも追加だ、というときに、すぐに飛べる。若い頃は、テキスト・エディタの諸機能を駆使してもっと高度に楽してたような気がするけど、もはやそういう元気はなく、テキトーなシステムでそこそこゆるくやれるのがありがたい。
Wordに、タイトル行を使って階層性のあるテンプレートを作っておく。
Paperで文章ができたら、階層性を生かしながらWordにエクスポートして提出。
という一連の流れは、自分にとっては、わりとムダがなくて気持ちよかった。あとは、Paperがそれなりの頻度で回線オフになるのが、こわかった。(後略)
ちなみに注は、その文章全体を()に入れて本文に入れておく。本文と注を往復する手間がいらない。最後に、まとめて番号をつけながら文章を外して、しかるべき場所へ。
LaTeXを使ってたときは、注も参考文献ももっとクールだったけど、しばらくのブランクの後で忘れてしまった。