日本宗教史研究の軌跡(日本宗教史6)
総論 日本宗教史研究の軌跡…吉田一彦
Ⅰ 人文学の中の宗教史研究
奥山倫明「近代における〈宗教〉の概念と制度」
大谷栄一「宗教学・宗教社会学の成立と展開」
遠藤潤「近代神道研究をめぐる諸相:柳田国男「神道私見」を視点として」
ブライアン・ロウ「国家仏教論の系譜」
小池淳一「仏教民俗学と文化史学」
Ⅱ 宗教史研究のまなざし
井上章一「史料と建築様式の矛盾を克服する:法隆寺の再建をめぐって」
菊地大樹「宗派仏教論の展開過程」
塩谷菊美「祖師史観の系譜」
山下久夫「宣長・篤胤の神代像の意味:近世後期の神話創造として」
佐藤文子「文明論的日本論と宗教および歴史観:奈良盛世論と鎌倉盛世論を主軸として」