宗教の融合と分離・衝突(日本宗教史3)
伊藤聡「総論 宗教の融合と分離・衝突」
Ⅰ 融合する神と仏
曾根正人「因果応報教説としての仏教とその東流」
吉田一彦「奈良・平安時代の神仏融合」
水口幹記「陰陽道と呪符と東アジア」
川崎剛志「修験道の成立―仏法としての正統性を支える論理・言説・書物」
伊藤聡「中近世の「神道」」
Ⅱ 葛藤する諸宗教
大塚紀弘「入宋僧による新仏教運動の歴史的意義」
高橋悠介「身体生成をめぐる思想と中世仏教―五蔵観・魂魄・胎内説」
森和也「排仏論・護法論・三教一致論―十七世紀から十九世紀」
狹間芳樹「近世・近代における反キリスト教論の系譜」
畔上直樹「国教問題と近代日本―神社-ネオ国教論の形成と展開」