大きさを把握する1(2023)
様々な理由により、小説の大きさは限られている。
現在の主流は、紙(あるいは映画、TVの尺)といった媒体に特化されている。
今後については不明
Web 小説の長さは、紙の本の厚さを気にしなくともよい。
*紙の本の続き物は、一冊という単位を意識していることが多い。
小さなコンテンツの連打も有効かもしれない。
大きさ
まあ、文字数で測る。枚(=20 x 20格子換算)も便利。
(文字数と枚は結構差がある)
まずはスケールを把握すること。
スケール
table:scale
超短編と呼ばれるもの 2枚 800字
短編 20-50枚程度 8千-2万字程度
*本講座実作 40枚まで 1万6千字まで
単行本最低ライン 200枚程度 8万字程度
標準単行本ライン 400枚程度 16万字程度
厚めの単行本 500-600枚 20万字程度
10巻本シリーズとか 5000枚とか 200万字程度
$ \sim10^{3}字:超短編、ショートショート
$ \sim10^{4}字:短編
$ \sim10^{5}字:長編
$ \sim10^{6}字:シリーズ
自分の生産量を把握すること
文字数/一時間
2000字/h(5枚/h)はかなり速い
500字/h(1〜2枚/h)程度のことが多い
*1万6千字(この講座の実作)を、500字/h で書くには、32時間必要
では、2日ぶっ続けで……
一日にできる作業量
2〜4時間が限界では?
一日で1万字(25枚)とか書くと、次の日動けない、なども
多くの人で限界は、5000字程度(10枚くらい)
暮らし……?
40万字(1000枚)/year あたりが、専業で生活できるラインっぽい
だいたい、この講座の全課題の倍くらい
実際問題、とても時間のかかるものなので、
大きさを制御することが課題