配置を考える
提示の順序ってありますね
箱の大きさ、メディアによって描き方は違う
週刊連載漫画
基本的には、出来事(主にキャラクター)を時系列で追いかけていくしかない
人気が出るか出ないかわからないし、いつでもやめられる形をしている
オオネタで倒叙を仕込むことはできなくはない
アニメーション、映画
基本的には時系列で追いかけていく
提示順序は必ずしも時間順でなくともよいが、「個々のサブストーリー内では」時間を遡らないようにする
短編小説
どう配置してもなんとかなる
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例)一日
朝起きた。太陽がまぶしいなと思った。母が死んでいた。警察につかまった。有罪になった。
できごとを書きました、みたいな。日記か。
今朝、母が死んだ。起きたら死んでいたのだ。警察につかまった。有罪にされた。太陽がまぶしかったなと思った。
にするでしょ?
編集次第でどうでにでもなる、というところはある
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重複を避ける
「なんだって!」
とか書かない。↑機能がなさすぎる
せめて、
あぶなく「なんだって!」と言いそうな顔をしていた。
くらいにしようよ。
アドリブを求められた素人ではない。
場面転換
そして次の日
とか書かない。
*映像のつなぎ方とか考えよう
逆接、順接、繰り返し……引き出しの数勝負。お話とリンクしていればなおよし。
いくつかのブロックからできている
起、承、転、結とか
ブロックの切れ目に、場面転換がある。
そこには印象的なものを置く。各話のはじまりと終わりみたいに。
雑につながない
まずブロックを決めてしまうのも手
視点の転換
同一視点である必要はないが、俯瞰(三人称)→ ディテール(一人称)→ 俯瞰(三人称)とかだと、やや「おはなし」感
実は登場人物数にも関係
一人称ハードボイルドとか、一場面の登場人物は主に2人。せいぜい3人
書き分けられないから
一人称で大人数の場面は高度な技術が必要
→ 大人数の場面が出てこないように調整が必要
思いついた順に書かない
先頭から書きはじめる必要もない
書いている途中に思いついたものでも、最初までもどって入れ直す
一般に、山と谷がある
挫折して復活、等の
「出会い」、「幸せ」、「誤解」、「誤解が解ける」:「恋愛物で一冊」の定型
行方不明になるとかそういう
何もないところを平坦に歩いてゴールしない
天才が、はっ(気づき)、はっ(気づき)、はっ(気づき)、解決、とか、まあ、ありえないから。
最大の山場は一回
連打しない
デカいものを雑に入れない
夢落ちとか
性犯罪とか
それだけで大きな問題となりうるものは、少しずつ入れる。
いきなり投げ込まない。
読み手に、コストの未回収感など残るので