清水義範の作文教室
清水義範の作文教室 (ハヤカワ文庫JA)
清水 義範(著)
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内容説明
作文指導の極意は、生徒をほめることにある。文章にはうるさいパスティーシュの名手が、「東京先生」と名乗り、ファクシミリを使って、名古屋にある学習塾に通う小学生の作文添削に乗りだした。「何を書いてもいい。ただし、読み手に伝わるように書く」という清水流指導法は、小学生の作文をどのように上達させていくのか。子供たちが書いた作文と、それに付されたユニークなアドバイスを満載!子供のための作文入門書。
目次
第1講 四月の日記/なぜつまらない作文を書くのか
第2講 五月の日記/とにかくほめて楽しくさせる
第3講 六月の日記/何を書いてもいいんだよ
第4講 七月の日記/気を長く持たなければならない
第5講 八月の日記/読書感想文の愚
第6講 九月の日記/工夫を認め、悪ノリをゆるす
第7講 十月、十一月の日記/テレビ騒動に気をもむ
第8講 十二月の日記/私が得ているものも大きい
第9講 一月、二月の日記/作文がうまくなれば頭がよくなる
第10講 一年間をふりかえって/我が反省・遺伝子にあわせて指導する
補講 その後の作文教室/子供の成長を見る楽しみ