味
味〈ラサ〉
アーユルヴェーダでは六つの味(甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味)があるといいます。その味自体に作用があるのですが、これをラサと呼びます。甘味、酸味、塩味がヴァータを減らしカパを増やします。辛味、苦味、渋味はヴァータを増やし、カパを減らします。ピッタを減らす味は甘味と苦味、渋味です。他はピッタを増やします。(『インドの生命科学 アーユルヴェーダ』p.214)