技術的負債
「あるべき理想の姿にするためにかかる時間」を技術的負債とよぶ。前提として、あるべき理想の姿でないとしても提供できる価値に差はないとするのが望ましい。なぜなら、アプリケーションはユーザーの課題を解決することが目的であり解決しないため、価値を得ずして負債とはいえないからである。技術的負債を抱えている場合、あるべき理想の姿ではないため、新規開発に余計なコストをかけたり、不健全な仕様を維持しなければならない状態が生まれてしまう可能性がある。このコストが負債による利子と考えることができる。良い負債というの時間が立つと低コストで解消できるものが良い技術負債であると言えるだろう。